コーチングとの出会い

「自分はこれから海外/国内の法律業務を一生やって行きたい!!」

と決意したは良いものの帰国後にそのような業務をやる機会がありませんでした。

そこで思い切って転職することにしました。その後、上場会社3社で法律業務

を担当しました。多数の契約交渉サポート、M&A、各国での合弁企業設立、許認

可取得業務等をやる機会があり、本当に貴重な経験を積むことができました。

 

ところが、経験を積むにつれ私は、「俺は自分の腕一本で生き抜いている職人さ!」

みたいな錯覚を起こし、だんだん傲慢になって行ったのです。

 

契約書の助言を求めて来る同僚に対しても、彼らが少しでも必要な情報を準備して

こなかったりすると、「あー??? 出直してこい!!」みたいな態度を取るように

なりました。転職する度に給料もUPしていったのがその傲慢な態度にますます

拍車をかけていきました。

 

そして、ある日。

仕事でとんでもないミスをおかしてしまい、会社に大きな迷惑をかけることに。。

 

私だけの単独責任ではなく、チームとしての連帯責任と周囲は判断しました。でも。。

 

ショックで何もできなくなりました。会社を何日も無断欠勤しました。

今まで頼ってきてくれてきた同僚たちも皆、私を避けるようになりました。

当時付き合っていた彼女ともひどい別れを経験しました。

「もう死んじゃおっかなー」と毎日本気で思うようになりました。

 

こうなると上司も私に仕事を任せることもできません。社内失業者のような

状態が1年以上続きました。

 

私は何かにすがるように、色々なセミナーに出るようになりました。

そこでは、今まで会社にいれば決して出会えなかったあろう様々な人達の

人生に出会えました。今まで会社組織の中でずっと抱いてきた自分の苦悩

が何かとてもちっぽけで取るに足らない物のように思えてきました。

 

「なんて気持ちの良い空間だろう(^^)」

 

セミナーに出ることがいつの間にか掛け替えのない楽しみになってきた私は、

数十万もするような高額セミナーに参加するようになりました。恐らく年間、

300万円は投資したでしょう。

 

そこでコーチングに出会ったのです。

 

鬱病で3年間一歩も部屋から出られていない人、パートナーの浮気が原因で

家庭が崩壊している人、子供が犯罪を犯して何度も警察につかまっている親、

数億円もの負債を抱えて倒産した会社社長。。。。

そんな人々が一瞬にして、自分の中に眠る潜在能力に目覚め、人生が

変わって行く奇跡を目の当たりにしました。

 

「これだ!!」と、私は直感で思いました。

  

その当時、私が法律業務をクライアントに提供していていつも思っていたのが、

「この人達はそもそも、法律の問題以前に心に悩みを持っていたり、何を自分が

したいのかが明確になっていないのでは?」ということです。だから心の問題を

解決しない限り、法律上の問題を解決したところで、すぐまた同じ問題が

起こるということになんとなく気づいていました。それがコーチングに出会った

ことで私のなかで、はっきりとした形となったのです。

 

「法律で安全をコーチングで安心を」

 

「このようなサービスを提供できる法律家になりたい。」

「クライアントの法律問題だけでなく、その心の問題までにも心を配る法律家が

いても良いのでは?」と思った瞬間でした。