法律との再会

その後、私はなんとなく大学を卒業し、なんとなく当時のNTTに就職しました。

新入社員研修後、配属されたのが電話料金回収担当。

大学時代あまりに何もしてこなかったため、そのハードな業務について行く

のがやっとでしたが、 なんとかこなしていました。

 

電話料金回収担当時代のブログ

 

入社7年目にもなると、本社に転勤になり、その後転機が訪れました。

 

マレーシアにあるテレコムマレーシアという電話会社が新本社ビルを

建てるので、そのインテリジェントビルディングシステムの設計・構築を

NTTが受注したのです。すぐに社内にプロジェクトチームが組まれ、

多くのエンジニア達がマレーシアに派遣されました。

 

その当時NTTはまだ当地にビジネスをできる拠点を持っていなかった

ため、すぐに法人を設立する必要がありました。

 

そこで、なぜか私に白羽の矢があたり大勢のエンジニア達に交じって

一人法務/総務/雑用担当として派遣されることになったのです。

 

What is NTT? NECの子会社か?

 

と聞かれるぐらいその当時はNTTは国際的に無名でした。

そんな中で現地の弁護士、公認会計士、会社登記代行会社のスタッフ

と協力しながら、支店設立、プロジェクトに必要なライセンス取得交渉、

顧客/下請業者との契約交渉、物品の輸出入/通関、関税/法人税

の免税/減税申請・交渉、支店運営、現地スタッフ採用、ワーキング

ビザ取得などなど。。。

日本でもやったことのない様な法律業務が次々と降りかかっています。

それを現地の専門家に聞きながら、必死にこなしていきました。

 

マレーシア滞在時代のブログ

 

でも楽しかったのです。

大学時代、私の嫌悪感の対象でしかなかった法律が、実は自分の感情を

縛り付け害するようなものではなく、こんなにもプロジェクトのメンバーの

の支えになること。こんなにも人を幸せにすること。そして多くの人

の命運を左右するくらい重要な役割を担うことを初めて体感しました。

 

毎日使命感に燃え本当にワクワクして仕事をしてました。何日も徹夜しても

全然平気でした。

 

「自分はこれから海外/国内の法律業務を一生やって行きたい!!」

 

と強く決意した瞬間でした。