ここでは契約書を使用して相手方と契約交渉を進めるポイントを
順を追って説明していきます。
尚、契約交渉の場に弁護士等の専門家を同席させることは、
M&A等の高度な契約交渉や紛争になっているを除き、あまり
良い結果を生みません。
それだけで、「これは下手なことは言えないぞ!」と相手側も緊張
して、交渉が息苦しい雰囲気になり、なかなか話がまとまりにくく
なるからです。
よって通常の取引に係る契約交渉については、できるだけ実務家
同士だけで交渉するようにしましょう。弁護士等の専門家は内容が
高度すぎたり、紛争になっていて当事者だけではどうしようもない、
と言ったケースになって初めて呼ぶものぐらいに考えておいた方が
良いと思います。